マハチャイの朝6時、花嫁を迎えにきた花婿の列!貢ぎ物などを持参。家族、兄弟、親族、友人んらの金のチェーンに阻まれて、お金を渡しながら彼女の待つ部屋まで延々と続く。7時20分までにリングの交換を行なわないといけないという習わしは中国風。友人の家は華僑なので、タイ式と中国式が半々混じったもの。貢ぎ物も中国語が書いてあります。日本人だったらここでシーンと席について見守るところですが、ここはタイ、皆おしゃべりしながら食べ物をつまみ、舞台の上で行なわれる儀式をの〜んびり観覧。
セレモニーの舞台は花婿の家に移ります。また金のチェーンの列が部屋まで続き、花嫁さんを無事に家に受け入れます。家中の神様にお参りが終わったら、ご両親に挨拶、親族に挨拶。やっと皆で食事が始まります。これが正午まであり、ちょっと一息。
一時間の仮眠をとったら、さぁ夜のパーティの準備にバンコクまで出かけます。前回、お姉ちゃんの時はホテルで2000人の盛大なパーティでしたが、今回はこの一族を初って立つ長男のパーティ。もちろん2000人以上の人がやってきます。会場ももっと人が収容できるコンベンションセンター!...東京でいうと、ビックサイトのようなところで結婚式だよ。総額1億2000万円って...さすがにタイ人も「アブノーマル結婚式」と口々にいう。私たちは親族についていたので、早めに入り着替えて準備します。夜6時からお客様がゾクゾクといらっしゃいました!エントランスがすでに会場かという広さですが、その奥の部屋がお城の大広間か!?ってところで、両端のビュッフェから食事をいただきます。前にある舞台へ主役が上がるのは9時もまわるころ。すでに3時間、彼らは入り口でゲストと写真三昧です。「チャイ・ヨー」のかけ声で祝いの乾杯!披露宴スタート。この辺りはタイっぽく、なんとなく聞き、なんとなく食べ、おしゃべりし、拍手!って感じ。ゲストも想い想いに帰って行き、人が減ったころに12時を回っていこうとしています。
家族・親族は大満足!ぐったりと疲れながらも「明日は仕事!」。なんともタフなタイ人なのでした。