新宿ー池袋間に１種族が絶滅

山手線に揺られているとTVモニター広告が流れている。広告もこんな時代なんだなぁとの〜んきに見ていると「新宿ー池袋間に１種族が絶滅している」という。南米の伐採で1日２００種の生物が危険な状態という事実をしってほしそうだ...っで私らにどーしろと...
まさにこの電車を使用しているコト自体が自然破壊であり、生き物を殺して行ってる。だからといって今の人間がすべての電気・ガス・水道のライフラインからケータイ・パソコン・TV・お風呂や水洗トイレなどない生活をすると、震災後のように疲労がたまり「普通の生活」がしたいとなる。もう長いこと私らは他の種族を蔑ろにして生きて来ている。私が子どものころからそう聞かされているし、その当時本気でなんとかした方がいいと思っていたけど、口でいうわりに世間の逆の行動にずーっと不思議な想いだけが募って来た。

私は生き物をモチーフに描く。かわいいと言われる動物たちが、いろんな場所で知られないままこの世からいなくなっている。世間が欲しいものと実生活の矛盾を感じつつも生き物の美しいフォルムに魅せられて...これからも見守るしかできないけど、たくましく生きて！