縁の波乗り

「旦那さんの仕事の都合で海外へ」ってのは正直憧れる。子どものころ、親の都合で海外に転校できる人がほ〜んと羨ましかった。自分から違う世界へ飛び込むのも切り開く運命だと思うけど、こういう機会が巡ってくる人らって、向こうから縁の波みたいなものがやってきて、波に乗ってそこへ行くのは運命なんだろうなと感じるんだよね。

小学校のころ、テヘランの戦争が激しくなって国外退去命令で帰国した転校生がいた。穏やかな彼に戦下という面影はなかったが、イラン・イラク戦争を身近に感じた時だった。ノルウェーからの帰国した子は６年生とは思えないほど体が出来上がっていて「女」っぽかった。外国ってとこは成長速度が違うんだなぁ〜なんて！

縁の波乗りっていろんなシーンにも感じることがある。特に「出会い」は大きい！出会いの縁が強い人は、子どものころからすでに人生のキーパーソンと出会っている。たまたまお店で出会うとか、たまたま知り合いの所で出会うとか、たまたま誘われて行ったら大きな出会いがあるとか！これってその人の縁なんだろうなと思う。それを探そうとかつなぎとめようとか無理矢理している感じではない。ただただ、いい波がきて乗ってみたらビッグチャンスだったってこと。その渦中にいたらそういうのも感じないのかも知れない。

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