数年前韓国のイベントのセミナーに呼ばれたとき、日本のイラスト・漫画について話たのですが、著作権やパクリについても言う必要があると、コピーは作家の財産を失うということを伝えました。その会には地元の美術系高校に通う子が多く参加していたので、著作権の簡単なクイズシートを真剣にやってくれました。意外だったのは若い世代の正解率は高く、歳が上がると意識が低いのか正解率は下がりました。
だんだん受け入れてきているんだなと実感! 中国でも同じように若い世代は分かって来ているのかなとパクリ報道をみて思いました。中国人が「メロディーが同じだ」というようになったのは、ちょっと感動!海外で勉強した台湾の子ですら、コピーすればいいんだよ!と平気で言っていたので、気質なのか?と思っていました。まー日本だってオリンピック・万博を開催し、海外とのおつきあいも増えてやっと今がある。ちょっと前まで、つばをそこら中に吐くオヤジや、歩きタバコは普通だったし、昔は路線バスや飛行機だって喫煙できたじゃないねぇ〜。ありえねぇ〜〜!
北京オリンピックでいろいろ言われたから、今回は早めの対応だったのかな。加油、中国!
いきなり寒くて、外にでる気になれないのでDVDを観ています。タイムリーに今週末タイの友人が来るからってわけじゃないけど「プール」を手に取ってみた。チェンマイののんびりした雰囲気に母と娘の距離。「そーしたいから、そうしたの。」という小林聡美の母役には、自分の母にも同様な感覚がある。親であり、同性であり、自分の分身である、違う存在。しかも母親の言う事がやっぱり優先なんです。あの我がままに生きている人が、好きなように想うように生きているのを見守るのが、娘という存在のあり方だと思う。
タイ・チェンマイの「プール」は、私の知るタイ生活よりロハス的だけど、あの時間の流れは懐かしかった。現実に戻るとめちゃめちゃ寒い東京の部屋。はぁ〜春のぽかぽかぁ〜はどこなんだろ。あれも、懐かしいんだけど...