「迷いがない」
心友が近年一番の衝撃だったという「エミリー・ウングワレー展」に出かけてみた。オーストラリア・アボリジニの彼女は儀礼のためのボディ・ペインティングや砂絵を長年描き、77年からろうけつ染をはじめ、88年からアクリル・カンヴァス画を手がけている。その彼女1910年頃に生まれている。こうした作品はほぼ60代後半から80代に描いているということになると聞いてホントにパワーにあふれている。彼女の作品は天地がないという。そこはキュレーターにまかせているというとこがまたステキ!妙な概念がなく、心のままに描いている作品は純粋です。作品の前に立ち筆跡をじっとみると、面白くなってきたんだろうな楽しそうだなって、彼女の描いてる姿が見えてくる。「迷いがない」線や点です。
私が初めてアボリジニに会ったのは高校の実習室でした。アボリジニの3人が何人かの通訳をつれて来日。その光景は懐かしのコイサンマンを思い出す。目の前でただの木材が歌と共にアルマジロの形になり、鉄の棒を熱して焼き印で模様をつけていく。 何か凄いことをしているわけではなく、いつもの彼らの作品作りをしただけなのに、魔法をみせられてるような感動があった。このエミリー展に何かの縁を感じながら、ドキドキしたのでした!
アボリジニは現地ではよく思われていないとオーストラリア留学をしていた人に聞いたことがある。アメリカやカナダでもネイティブ・インディアンは居住区が決められ、差別はあった。白人はどこの国にも侵入して文化を奪う。実は日本も気づかないうちに日本の文化盗られてるんだけどね。
心友が近年一番の衝撃だったという「エミリー・ウングワレー展」に出かけてみた。オーストラリア・アボリジニの彼女は儀礼のためのボディ・ペインティングや砂絵を長年描き、77年からろうけつ染をはじめ、88年からアクリル・カンヴァス画を手がけている。その彼女1910年頃に生まれている。こうした作品はほぼ60代後半から80代に描いているということになると聞いてホントにパワーにあふれている。彼女の作品は天地がないという。そこはキュレーターにまかせているというとこがまたステキ!妙な概念がなく、心のままに描いている作品は純粋です。作品の前に立ち筆跡をじっとみると、面白くなってきたんだろうな楽しそうだなって、彼女の描いてる姿が見えてくる。「迷いがない」線や点です。
私が初めてアボリジニに会ったのは高校の実習室でした。アボリジニの3人が何人かの通訳をつれて来日。その光景は懐かしのコイサンマンを思い出す。目の前でただの木材が歌と共にアルマジロの形になり、鉄の棒を熱して焼き印で模様をつけていく。 何か凄いことをしているわけではなく、いつもの彼らの作品作りをしただけなのに、魔法をみせられてるような感動があった。このエミリー展に何かの縁を感じながら、ドキドキしたのでした!
アボリジニは現地ではよく思われていないとオーストラリア留学をしていた人に聞いたことがある。アメリカやカナダでもネイティブ・インディアンは居住区が決められ、差別はあった。白人はどこの国にも侵入して文化を奪う。実は日本も気づかないうちに日本の文化盗られてるんだけどね。